:::: MENU ::::

鳴り物入りのNISA!?ちょっと気になる点

  • 2014年11月10日
  • 0
1

鳴り物入りのNISA!?ちょっと気になる点

こんにちは、営業部の熊谷です、本格的に冬が近づいてきましたね!今回は、今年の11月より鳴り物入りでスタートしたNISAについて報告します。

この日本版ISA「NISA」は、少額の投資は非課税とする仕組みなんですが、簡単に特徴をまとめると、年間100万円までの投資が可能で、その投資で得た配当益、値上り益が非課税扱いになります。

2014年から5年間が対象期間で、最大500万円まで非課税対象となります。税金が減るので利益は出しやすくなりますが、リスクについては通常の株式投資と変わりません。

2003年に開始された「軽減税率」によって、投資で得た利益にかかる税金が20%から10%に下げられていましたが、この制度が2013年で期限を迎えました。

これまで3回延長されており、今後の無期限延長、恒久化という声もありましたが、ついに終わってしまいました。NISAは軽減税率に代わる新たな制度として導入されました。

しかし、代わりにはなっていないと思う部分が多々あります。現時点で気になる点、問題点を挙げます。
1
NISAでは購入する度に非課税枠が使用されます。よって、頻繁に売買を繰り返すような運用では、非課税枠がすぐに無くなり、非課税となる利益が少なくなります。そのため、NISAは株より投資信託に向いていると言われます。

投資信託は分散投資されているので、一つの企業の不調などで保有している投資信託を、売却する可能性が低いためです。

購入単価が数十万になる株も多いため、複数の株に分散して投資して、少しずつ買い増しするような運用ではあっという間に100万円を超えてしまいます。これも株式取引には向いていないと言われる理由の一つです。

NISAでは専用の口座に投資する必要があります。既存口座からそのまま移行はできないので、NISAの対象としたければ一旦売却して買い直さなければなりません。

NISAの口座は一人につき、銀行も含めて1口座となります。また、一度開設すると、1年間変更できないルールになっています。口座を作成した証券会社が嫌になっても、他の証券会社に移行できません。

証券会社や銀行にとっては,口座を作ると、他の証券会社に移行しにくくなるので、現在必死で新規顧客の開拓、既存顧客へのNISA口座開設アピールを行っています。

どこの証券会社で口座を開設するのが良いかは、各社のサービス内容をよく比較する必要があります。銀行は、顧客との結びつきも強いために口座数を伸ばす可能性がありますが、株式売買には向かないとはいえ、選択肢を広く持つために、株式売買ができない銀行よりも株式売買ができる証券会社が良いです。

一般口座、特定口座からNISA用の口座に移行するために株や投資信託を売却する人もいますし、そもそも大口の資産を持つ投資家はNISAの恩恵を受けないので、軽減税率終了前に売却して利益を確定しようという流れが発生すると思われます。

含み損が出ている人には関係ないですが、今年はかなり株価が上昇しているので、含み益が出ている人も多いと思われます。長期投資向けの支援策ではありますが、5年以上保有した株や証券は非課税の対象外となってしまいます。

 

33

コメントを入力